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簿記3級わかる喜び

簿記をわかりやすく、 より簡潔な表現で 書いていきます。

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資本とは?

企業の元手となる資金のうち、
企業主(店主・株主など)が
出資した分と営業活動により
利益を得たことで増えた分
(企業主のもので
誰にも返す必要のないものです)
を資本といいます。


負債には返済義務がありますが、
資本は最終的には資本主のものであり、
返済義務はありません。


利益が上がれば
資本はそれだけ増えますが、


損失を出すと、
それだけ資本が減ることになります。


資本の額はまた、
企業の持っている資産の総額から
負債の総額を
差し引くことによっても
計算することができますから、


純資産(純財産・正味財産)とも
呼ばれます。



この関係を等式で示せば、
次のようになります。

資産-負債=資本

これを資本等式といいます。


資本等式を変形して、
負債を右辺に移すと
次の等式が得られます。


資産=負債+資本

これを貸借対照表等式といいます。


資産は、企業に投じられた資金が
具体的にどのように使われているのかという
使途を表しています。



一方、企業において使われている資金は
どこからか調達されたものです。



企業主以外の者から調達され、
返済義務のあるものが負債であり
返済義務のないものが資本です。





このように、負債と資本は
企業資金の調達源泉を表しています。





企業が調達した資金は、
企業の中で何らかの形で使われています。



貸借対照表等式は、
このような使途=源泉
の関係が成立している
ことを示しています。


たとえば、信濃町商店の当期首
(平成××年1月1日)現在の資産・
負債が次の通りであったとします。



現金100000円


土地400000円


借入金 2000000円


これから、資産・負債・資本の
額を計算してみましょう。




現金    100,000 資本金    300,000

借入金   200,000

土地    400,000

計     500,000


資産の総額は、
負債と資本の合計額に一致します。


複式簿記の世界では、
左右対称の世界ですので、
資産の総額と
負債と資本の合計額は
つねに一致します。








意志あるところに道はできる
簿記3級Library
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