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簿記3級わかる喜び

簿記をわかりやすく、 より簡潔な表現で 書いていきます。

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損益計算書とは?

損益計算書とは、

一定期間の間に、
どのくらいお金がかかったのか?

どのくらいお金が入ってきたのか?

を示す計算書です。


左側に費用を書き、

右側に収益を書いて、


収益から費用を差し引いたものが
当期純利益(マイナスは当期純損失)
となり、

当期純利益の場合は、
費用の下に書き込む。

また、当期純損失の場合は、
収益の下に書き込む。



貸借対照表と同じく、
左側と右側の金額が
必ず一致する。










意志あるところに道はできる
簿記3級Library
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交換取引

例題1
現金600,000円および土地400,000円を元入して、
会計事務所を開業した。


(考え方)
現金と土地を出資したことによって、資本金が増加した


(借)現金 600,000  (貸)資本金 1,000,000
   土地 400,000 



例題2
事務用消耗品(文房具など)30,000円を購入し、代金は現金で支払った。


(考え方)
消耗品の増加=現金の減少


(借)消耗品 30,000  (貸)現金 30,000




例題3
イス・机など250,000円を月末に支払う約束で購入した。



(考え方)
イス・机など=備品の増加

月末に支払う約束=未払金(負債)


(借)備品 250,000  (貸)未払金 250,000




例題4
取引銀行から現金100,000円を借り入れた。



(考え方)
現金の増加(資産)=借入金の増加(負債) 


(借)現金 100,000  (貸)借入金 100,000




わかりやすい表現で簿記3級を学んでいきましょう!
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勘定の記入方法

6月1日 現金100000円で市川商店を
開業した



(仕訳してみましょう)
現金100000円で市川商店を
開業したということは、

現金を出資して、会社を興したと
いうことですので、

(借)現金 100,000  (貸)資本金 100,000となります。













現金資本金
6/1  100,000 6/1  100,000





3日 営業用の備品を買入れ、代金250,000円を現金で支払った。


営業用の備品を買入れ=備品の増加

代金250,000円を現金で支払った=現金の減少


(借)備品 250,000  (貸)現金 250,000

















現金         備品
6/1  100,0006/3  250,0006/3  250,000 





4日 小金井商店から商品300,000円を仕入れ、
代金は現金で支払った。




商品300,000円を仕入れ=商品の増加

代金は現金で支払った=現金の減少




















現金         商品
6/1  100,0006/3  250,0006/4   30,000 
6/4   30,000





6日 日野商店に商品19,500(原価 15,000)を掛売りした。


日野商店に商品19,500(原価 15,000)=商品の減少(原価で売った)

掛売りした=買掛金の増加



(借)商品 19,500  (貸)買掛金 15,000
             商品販売益 4,500







































         商品          買掛金
6/4   30,0006/6    150,0006/6     15,000
        商品販売益
6/6      4,500





10日 武蔵商店から商品50,000円を掛で仕入れた。


商品の増加=買掛金の増加



(借)商品 50,000   (貸)買掛金 50,000





















         商品          買掛金
6/4      30,0006/6    150,0006/6      15,000
6/10     50,000 6/10     50,000





14日 豊田商店に商品26,000(原価 20,000)を売渡し、
代金は現金で受取った。



現金の増加=商品の減少(原価)
         商品販売益の発生




(借)現金 26,000  (貸)商品 20,000
            商品販売益 6,000















































         商品現金
6/4      30,0006/6    150,0006/1     100,0006/3  250,000
6/10     50,0006・4    200,0006/14     26,0006/4   30,000
  
        商品販売益
6/6      4,500
6/14     6,000





16日 日野商店から売掛金19,500を現金で回収した。




売掛金19,500を現金で回収

現金の増加=売掛金の減少


(借)現金 19,500  (貸)売掛金 19,500























           売掛金現金
6/16     19,5006/1     100,0006/3  250,000
6/14     26,0006/4   30,000
6/16     19,500 





19日 商品売買の仲介を行い、手数料4,000を
現金で受取った。




現金の増加=仲介手数料の発生




(借)現金 4,000   (貸)受取手数料 4,000
 




























          受取手数料現金
6/19   4,0006/1     100,0006/3  250,000
6/14     26,0006/4   30,000
6/16     19,500 
6/19      4,000 





22日 武蔵商店に買掛金のうち25,000を現金で支払った。       



現金の増加=買掛金の減少


(借)現金 25,000  (貸)買掛金 25,000






































          買掛金現金
6/6      15,0006/1     100,0006/3  250,000
6/10     50,0006/14     26,0006/4   30,000
6/22     25,0006/16     19,500 
6/19      4,000 
6/22     25,000





25日 広告料5,000を現金で支払った。






広告料の発生=現金の減少



































           広告料現金
6/25    5,000 6/1     100,0006/3  250,000
6/14     26,0006/4   30,000
6/16     19,5006/25   5,000
6/19      4,000 
6/22     25,000 






30日 雑費3,800を現金で支払った。




雑費の発生=現金の減少


(借)雑費 3,800   (貸)現金 3,800



































            雑費現金
6/30    3,800 6/1     100,0006/3     250,000
6/14     26,0006/4      30,000
6/16     19,5006/25      5,000
6/19      4,0006/30     3,800
6/22     25,000 








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ここまでの練習問題

例題1
平成××年4月1日の田町商店の
資産・負債は次の通りである。
よって下記の問いに答えなさい。


現金   45,000    商品  70,000

借入金  35,000   買掛金 48,000

備品    15,000   売掛金 24,000


(1)田町商店の資本はいくらになるでしょう。

まず、資産と負債とに分けましょう。


現金=これは言うまでもなく資産ですね。

商品=売ればお金になるものですから資産です。

借入金=銀行などからの借金のことです。
支払義務が生じるので負債です。

買掛金=商品を買った時にツケにしてもらった
ということですので、支払義務が生じるので
負債です。

備品=会社にある机やいすなどです。
売ればお金になるので資産です。

売掛金=商品を販売して、その代金を
ツケにしてあげたということですので、
請求の権利がありますので資産です。



次に、資産と負債を勘定科目別に
分けてみましょう。


資産
現金 45,000
商品 70,000
備品 10,000
売掛金24,000

計  149,000



負債
借入金 35,000
買掛金 48,000
計    83,000


149,000-83,000=66,000

資産     負債    資本


よって、
資本の金額は、
66,000
となります。



(2)田町商店の4月1日現在の貸借対照表を作成しなさい。


さきほど、資産と負債と資本に分けて合計額を算出して
いますから、そのまんま書けばいいんです。


       貸借対照表
現金 45,000   借入金 35,000
商品 70,000 買掛金 48,000
備品 10,000   資本金 66,000
売掛金24,000 

    149,000       149,000






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貸借対照表とは?

貸借対照表とは、
簡単に言えば

「いくらお金があるの?」

「いくら借金があるの?」


ということを教えてくれる表です。


「いくらお金があるの?」という
問いに対する答えは、
資産の合計額がそれを示しています。


「いくら借金があるの?」という
問いに対する答えは、
負債の合計額がそれを示しています。


そして、それぞれ
貸借対照表に実際に記入する場合は、
資産は、自分から向かって
左側の借方に記入します。

次に、
負債は、自分から向かって
右側の貸方に記入します。


そして、もう一つ
右側の貸方に記入する勘定科目があります。

それが、資本です。


資本とは、
会社設立時にかかったお金のことです。
それ+

資産-負債=資本
という資本等式が成り立ちます。


ですから、
期間中の取引で儲けたものが、
設立時のお金に+されるということですね。


そして、
貸借対照表は、
必ず左側の資産の合計と

右側の負債・資本の合計額が一致
します。


だいたいの問題において、
資産と負債の額がわかっていて、
資本の額を先ほどの
貸借対照表等式で求めて
書き込むという形式になっています。


ここまでのポイントとして、
資本の額は、
資産から負債を差し引いたもの
であるということ。

貸借対照表の資産の合計額と、
負債・資本の合計額は
必ず一致するということです。








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